鳥栖サテライト館 展示紹介.廛蹈蹇璽

2018年3月17日より「肥前さが 幕末維新博覧会」が始まりました。

中冨記念くすり博物館の2 階は「鳥栖サテライト館」として、鳥栖市の歴史と文化の特別展示を行っています。

 

展示紹介 .廛蹈蹇璽
サテライト会場は博物館の2 階展示室の南側、常設展のあとに設けられています。古く懐かしい鳥栖の風景写真に迎えられ、進んだ先にはのぞき穴があり、そこから、昭和時代の暮らしの様子を見ることができます。ぼーん、と低く時を告げる振り子時計や、音楽に混じる雑音さえも心地よい蓄音機。家族みんなが一心に耳を傾けた真空管ラジオなど、暮しの道具がいろいろと。子どもたちには未知の、大人たちにとっては懐かしい、在りし日の家の姿。平成である今を忘れ、時代をさかのぼった先には大きな門が待ち受けています。ここをくぐりぬけた先は第▲┘螢◆9掌融代の鳥栖、狹賃/ たじろ” の歴史のコーナーです。

 

 

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サクラ(平成30年3月号)

日本の国樹であるサクラ。原産地はヒマラヤ近郊とされていますが、かなり昔から固有種としてヤマザクラ、オオシマザクラなどが自生しています。桜の語源については、この薄桃色の花が咲くのは、五穀豊穣の山のサ神(サがみ:古事記が著される以前、日本で最も敬愛されていた神の名。稲に宿る魂とされている)が里の神座(かみくら)に降りてくる前ぶれであるとされたことに由来します。サクラの葉に含まれるクマリンはポリフェノールの一種で、桜餅にも使われるように特有の香りと味が好まれる他、むくみを改善するためにも用いられます。樹皮は桜皮(オウヒ)という生薬で、咳止めや痰を切るためのくすりとされる他、華岡青洲(江戸時代、世界で初めて全身麻酔での手術を成功させた紀州の医師)が創った「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」には、解熱や収れん作用を目的に配合されています。味だけでなく、目も楽しませてくれて、しかも薬効があるサクラ。日本を象徴する木とされる所以は、春を彩る美しさだけではなさそうです。