鳥栖サテライト館 展示紹介産業の発展とひろがり <映像コーナー>

映像コーナーでははるくんとみらいちゃんが江戸時代にタイムスリップし、当時の産業をリポートしてくれます(約7分)。
ある日、お得先さんの家の縁側に売薬さんを発見したふたり。売薬さんとお得意さんの会話に耳を傾けつつ、売薬さんの仕事を見守ります。彼らの会話の内容は…そして売薬さんの仕事はどのようなものだったのでしょうか?
その他にも櫨蝋(はぜろう)や貼り薬の発展に一役買った先人たちも登場。彼らの「時代を変えよう」という強い情熱を感じずにはいられません。

 

 

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鳥栖サテライト館 展示紹介産業の発展とひろがり <櫨蝋の話>

田代領で発展した2つの産業、配置売薬ともう一つが櫨蝋
(はぜろう)です。櫨蝋とはハゼの実から採取される蝋のこと。会場内では櫨蝋を作るときに利用された皿やハゼの実などを展示しています。従来の油を使った行燈(あんどん)から、櫨蝋のロウソクへと改良することでより明るい光になるのではないか…櫨蝋の新たな可能性を見い出したのは田代の松田勘四郎と犬丸市之助でした。松田氏は田代領にハゼの実を持ち込んだ最初の人物と言われており、犬丸氏は筑後・田主丸から買い付けたハゼの苗の育て方を人々に熱心に教えました。ハゼ畑が増え、領内や佐賀藩において櫨蝋作りが盛んになると幕末には海外にも輸出されるようになりました。佐賀藩では櫨蝋で得た利益でオランダ製の船を買った話も残されています。