セキショウ(平成29年2月号)

谷川のふちに群生するセキショウ。渓流の岸辺の岩に付着して生長し、見た目がショウブ(菖蒲)に似ているため狎个棒犬┐襯轡腑Ε岫瓩箸いΠ嫐で石菖(セキショウ)と名付けられました。子どもの健やかな成長、そして、家族の健康を祈願する5月の節供。根のついたショウブの葉を浸したお風呂に入ると、香りの強さが不浄を払い、邪気を遠ざけるとされています。その菖蒲湯に、古くはセキショウの葉を用いましたが、ショウブの栽培が普及した江戸時代よりショウブにとって変わられました。菖蒲湯に浸かると、足腰の冷え、筋肉痛や打ち身 などに効き、根茎は石菖(せきしょう)という生薬で、鎮静、健胃、腹痛や婦人病などに用いられます。また、抗真菌性があるため外用薬としても使われます。真っ直ぐ伸びる葉は、根本は淡紅色で、上の方は艶のある濃緑色。その葉は歳月とともに地面を覆うように茂り、広がっていきます。冬の凛とした空気の中でも、セキショウの葉は蒼く、瑞々しく。