ナンテン(平成29年12月号)

南天は中国原産の植物で、秋から冬に かけて赤色の丸い実をつけます。赤い 実には厄除けの効果があると信じられていたことに加えて、 ナンテンの名が「難を転じる」に通じるので、古くから縁起 の良い木とされてきました。また、家が栄える、お金持ちに なれる、悪い夢を見た時にはすぐに南天の木を見れば正夢に はならないなどの意味もあって、庭木としてとても好まれま した。風水では母屋よりも高くなる木を庭に植えるのは凶と されているため狷颪鯏召犬襪翰益がある瓩箸いζ酖靴魑 門や玄関先に植えることで、邪気の進入を拒み、病魔や厄を 追い払ってくれると云われています。昭和時代やそれ以前に 建てられた家屋では、お手洗いの外側に植わっているのを見 かけます。それは、不浄のものとされていたお手洗いを清め るためという言い伝えに加えて、南天には寄生虫や細菌等の 生育を抑える成分が含まれているからです。冷蔵庫や防腐剤 もなかった時代、生ものやお供えをしてからいただく ものなどに添えられた南天の葉。その名残りは、 会席料理、仕出し弁当、お赤飯などに今も 見られます。

 

 

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