シロガラシ(平成30年3月号)

春、田畑に広がる黄色の花畑。その花々を見てなんとなく犧擇硫”と呼んだりもしますが、菜の花はアブラナ属アブラナ科植物の総称で、アブラナやカラシナ、シロガラシ、キャベツなどたくさんの種類があります。その中でもシロガラシはタネを生薬、白芥子/ビャクガイシといい、健胃や鎮咳、去痰などに利用します。また、粉末にし、湯で練ったものを消炎薬として貼り薬にすることも。しかし、私たちになじみ深いのはこのタネを酢漬けにし、塩と砂糖で味を調えたマスタード。さわやかな酸味とほのかな辛みで肉や魚の味を引き立たせるだけでなく、タネと 酢の効果により消化促進も期待でき ます。じつはシロガラシのタネは今 が蒔きどき。6月頃にはタネが収穫 できるので、育てるところから、 マスタード作りに挑戦してみては?
生薬名/薬用部位 白芥子/種子 薬効 健胃・鎮咳・去痰・消炎